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sunglasses NV サングラス ・参考価格:税別2,750円(3,025円) ・ぶどう生産地:南アルプス市在家塚寺の前 ・品種:2021年度産 シュナンブラン+2022年度産 シュナンブラン主体 ・化学肥料、除草剤不使用。ボルドー系農薬2021年5回、2021年4回 ・収穫日:2021年度産9/29 2022年度産10/12 ・瓶詰め日:2023年3/29 ・仕込み方法:2021年度産は手除梗の後8日間醸し、垂直式プレス機でプレス。プレス後樹脂タンクで発酵を継続、同じ容器で熟成。澱引き1回。2022年度産は足で踏みながら垂直式プレス機でプレス。樹脂タンクで発酵。同じ容器で熟成。澱引き2回。 比率50:50でアッサンブラージュ。無濾過、添加剤不使用、亜硫酸塩無添加。 ・2021年はシュナンブランの初収穫年というのもあり、無摘芯以外特に変わったことはせずしっかり枝を伸ばすことを意識して栽培しました。 シュナンブランを栽培している方全員が口を揃えて実が割れると言っていたので不安感はありましたが9月の雨でしっかり割れてしまい、予定の半分もいかないくらいの収穫でした。選果が大変だったのもあり何か対策をしないとと反省した初年度でした。 ワインは収量も少ないこともあり、思い切って醸してみようと思い8日間醸してボリュームを与えるつもりでした。その後は人為的介入はほぼしていません。果実の厚みは出たものの、醸しのデメリットで酸が無くなってしまったので奥行きを与える意味合いで酸度の高い2022年と混ぜた経緯があります。 ・2022年は初年度の反省を生かそうとシュナンブランの実を割らないための対策として、根の水分吸収を下げるため土起こしと、若い段階での粒抜きを実施しました。結果的には30%減くらいにはなったものの、栽培に手がかかりすぎたのと、9月の雨で必ず実が割れるので抜本的改革が必要だと感じた年でした。 実が割れるからって早摘みはしたくないので、糖度が上がり切るまでは持っていけるようにしたいです。2022年プレス後は2回澱引き以外はそのまま何もせず瓶詰めまでいきました。不安定さはあるもののシュナンブランの持つ香りとしっかりとした酸に支えられた味わいがあります。 ・今後のテーマは「凝縮感」としてもっと果実感を感じれるようなワインを造れるようにします。それが農作物としてのワインをより感じれる物になるんじゃないかなと思っています。 ※澱が沈殿しておりますので抜栓される際は立てて、澱を下げてから抜栓するようにお願い致します。