
自分の目指す方向性
ヴァンナチュールと呼ばれるものが私は好きです。
個性があっていつまでも飲んでいたい、料理を引き立たせてくれるのに「味のある水」のような、造り込まれていないけど引き込まれるもの。それがこのナチュールの真髄だと思っています。イヴォンメトラの様な艶っぽさなんて出せないかも知れないし、フランソワサンロの様な奥行きは出ないかも知れない。ジャンクリストフガルニエの様に個々のキュベで意志のある多様性を見せれないかも知れないけれど、優しい口当たりと味わいの中に南アルプスの個性は出せたらなぁと思っています。
